現役のコーヒー屋の店主が解説するコーヒーブーム の歴史と背景

この記事ではコーヒー屋の店主がコーヒーブームの歴史について解説していきます。

みなさんは「サードウェーブ」、「セカンドウェーブ」…という言葉をご存じでしょうか?

一度は耳にしたことがある方もいるのではないかと思います。

コーヒーにも「流行り」があります。コーヒーの歴史を振り返り、現在のコーヒーブームまでの解説をしていきます。

この記事を読むとコーヒーの歴史が理解でき、いつも飲むコーヒーがより美味しく感じることができます。

この記事はこんな方におすすめ

コーヒーに対する理解を深めたい人

コーヒーの歴史を知りたい人

モイ

コーヒーをもっと深く知るきっかけとなれれば嬉しいです!

目次

コーヒーのはじまり

モイ

コーヒーはいつ頃から日本にやってきたのでしょうか?

答えは、江戸時代 

長崎の出島を通して貿易品として輸入されていたが、嗜好品というよりとしての効果を期待されたものでした。

1888年4月、東京下谷に最初の喫茶店「可否茶館」が開店し、明治時代から大正時代にかけてカフェーと呼ばれる喫茶店が全国的に普及します。

日露戦争から第二次世界大戦までの長い戦時期に入り、日本におけるコーヒーの歴史は一時的にストップします。

終戦間際の1944年にはコーヒーの輸入量はゼロになりますが、終戦後の1950年代以降にコーヒーの輸入が自由化されて第一次コーヒーブームへ繋がります。

1. ファーストウェーブ 第二次世界大戦後

第一次コーヒーブーム(ファーストウェーブ)

一般家庭に普及し始めたことから徐々にコーヒーが飲まれるようになりました。 

コーヒーの大量生産が可能になり、浅煎りのアメリカンコーヒーが大量に生産・消費された時代に第一次コーヒーブーム・ファーストウェーブが起きます。

街にも喫茶店が増え、コーヒーが飲まれるようになりました。

2.セカンドウェーブ 1970-1990年

次のブームは、ファーストウェーブの時の浅煎りアメリカンコーヒーへの反発から生まれた「深煎りコーヒー」が流行り始めます。

1971年にアメリカ・シアトルでみなさんご存知のスターバックスが開業します。

深煎りのドリップコーヒーを始め、エスプレッソとミルクを混ぜたカフェラテやエスプレッソ系ドリンクの普及がセカンドウェーブのきっかけとなります。

1982年の喫茶店ブーム全盛期には、全国に16万2千店以上もの喫茶店がありました。

今までは自宅でコーヒーを楽しむことが主流だったのが、カフェや他の場所でのいわゆるサードプレイスとしてコーヒーを楽しむことに変化がある時代となりました。

セカンドウェーブからコーヒーチェーン店による美味しいコーヒーの提供が始まります。

セカンドウェーブで流行ったコーヒー店

ex. スターバックスコーヒー、ピーツコーヒー

3.サードウェーブ 

1990年代後半から2000年になると新たなコーヒーのブームサードウェーブが起きます。

今までの時代のコーヒーとの違いは、コーヒーの栽培技術の向上と科学技術の向上による「高品質なコーヒーの増加」と「品質基準」です。

豆の産地をまぜず(ブレンドせず)、1カ所の国やコーヒー農園に限定したシングルオリジンが特徴です。

シングルオリジンは大量生産せず、焙煎後なるべく早く売る新鮮さを売りにしています。

※「シングルオリジン」とは、単1種の苗木から収穫されたコーヒー豆だけを使用すること

スペシャルティコーヒーという概念が生まれたのもサードウェーブです。

サードプレイスという居場所としてのカフェだったセカンドウェーブとは違います。

サードウェーブのカフェは「高品質な豆(=スペシャルティコーヒー)をお客様の目の前で一杯一杯抽出し、その味を伝える役割があります。

コーヒー豆の個性を最大限に引き出し、お客さまに伝えるという時代です。

サードウェーブで流行ったコーヒー店

ex. ブルーボトルコーヒー、GLITCHI COFFEE、FUGLEN COFFEE など

4.フォースウェーブ

第4のコーヒーブーム。

現在進行中で今はフォースウェーブなのかもしれないので、フォースウェーブに関しては個人的な考察になります。

「お家カフェ」の登場

変化が一番あったのは、コロナがきっかけで緊急事態宣言などがあった影響でお店に足を運べないことから「お家カフェ」を楽しむ人が増えたのではと思います。

自分でコーヒーを淹れて、楽しむ… コーヒーにハマった方も多いのではないでしょうか。

コーヒーの会社も以前よりコーヒー器具やオンライン上で豆を積極的に販売するようになり、生豆の仕入れも誰でも手軽にできるようになりました。

中には、自宅で焙煎する人も身近に増えて道具のメンテナンスも自ら行うようないわゆる「ガチ勢」も増えたように感じられます。

本格的なコーヒーミルやポット、ドリッパーの機能面にこだわる方も増てさらにはデザイン性も重要視されてきました。

モイ

コーヒーグッズをインテリアとしても飾れるおしゃれアイテムとして置かれるようになりましたね!

SNSを通して様々な情報を取得し、「おうちカフェ」というハッシュタグが増加しました。

自分の持っているおうちカフェグッズでコーヒーを入れるシーンを発信する人が増えたのも変化している点として挙げられます。

「自宅では表現できない」「おしゃれな空間」「自分好みのコーヒー」を求めて人々は以前より慎重にお店選びをするようになったように感じられます。

モイ

今後フォースウェーブの考察が出てきそうなので、どんな解釈になるのか楽しみです!

まとめ

コーヒーブームの歴史的背景を知ることでよりコーヒーが美味しくなるのではないでしょうか。

フォースウェーブでは、色んなコーヒーの抽出方法やお店のスタイル、家と違ったコーヒー屋さんの楽しみ方等が今後どのようにまとめられて解説されるのか楽しみです。

この記事がコーヒーを楽しむ際の知識として、お役に立てれば幸いです。

当店のコーヒー豆や商品はオンラインショップで販売しています。よかったらチェックしてみてください!

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