東京都内のおすすめブックカフェ-BUNDAN –

この記事ではコーヒー屋の店主がおすすめする都内にあるブックカフェを紹介します。

BUNDANは、日本近代文学館にあるブックカフェです。この記事を読むと、ブックカフェでの過ごし方や楽しみ方が理解できます。

ぜひ足を運び、本を読んでゆっくり過ごすしてみてください。

モイ

実際に何回も足を運んでいるくらい大好きなブックカフェです!

目次

アクセス

アクセス
  • 代々木上原駅12分、駒場東大前駅8分
  • 場所:〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-55(日本近代文学館内)
  • 運営:株式会社BAKERU
  • 開業:2012年

BUNDANが他のブックカフェと違う一番の特徴は、森の中にあって国の重要文化財が目と鼻の先にある物件です。

BUNDANがある日本近代文学館は、明治以降の文学者を対象に広く文学資料を収集・保存する施設です。

敗戦から立ち直り経済成長へ向かう中で、文学資料が散逸しつつあることを危惧した高見順川端康成といった作家や研究者らの呼びかけにより、各界からの絶大な援助によりできました。

1962年5月、設立準備会が結成、1963年4月に財団法人日本近代文学館が発足されました。図書や雑誌を中心に、名作の原稿も含め、120万点の資料が収蔵されています。

モイ

近代文学が大好きな人にとっては最高の場所です!

補足説明

近代文学とは

近代に成立し発達した文学。 ヨーロッパでは15、16世紀のルネサンス以降、特にフランス革命以降の文学をさし、分析的な散文、特に小説が主流。 日本では、明治維新以後の文学のことをさす。

引用:コトバンク

近代文学に触れてみたい人、改めて読み返してみたい人はこちらがおすすめです。

個人的には「建築文学傑作選」が気に入ったのでおすすめです。京都市京セラ美術館やルイヴィトン銀座並木通りを設計した建築家の青木淳さん著者の一冊です。

建築文学傑作選

日本近代文学館の概要

  • 設計・施工:竹中工務店
  • 開館:1967年 竣工:1966年
  • 運営:公益団法人
  • 構造:鉄筋コンクリート造3階

BUNDANのコンセプト

新しい文学を提案する象徴的な場所を作りたい」

特徴3つを紹介

2万冊が収められているブックカフェ

図書館を思わせるような天井上まである本棚に初めて訪れた人は圧倒されるのではないかと思うくらいインパクトがあります。

ブックカフェでは珍しい本棚の配置です。

全体的に薄暗い雰囲気なので落ち着きがあり、ゆっくり過ごすことができます。レトロな和な雰囲気を演出しながらもシンプルなデザインで独特な世界観を作り出しています。

本の販売は左側にあるディスプレイの上にある本のみで、店内にある本は基本閲覧のみです。

テラス席もあり、周辺の緑を楽しみながらお茶することができるので季節が良い時期には最高です。

②メニューが近代文学の作家や作品にまつわるもの

メニューには近代文学の作家や作品の一部抜粋されている文章があり、その分を読みながら

何を注文しようか悩む、ワクワクしながら考えることができます。

メニューからすでに本を読んでいる感覚になるので、なかなか注文が決まらないですが、面白いです。

コーヒーのブレンドは「芥川・寺島・敦・鴎外」から選ぶことができ、どれもスペシャルティーコーヒー専門店の「OBSCURA COFFEE ROASTERS」の豆を扱っていて、最高のコーヒーを味わうことができます。

個人的にはアイスコーヒーの「敦」がお気に入りです。

人気メニューなのかなと認識するくらい周りのお客様のほとんどが頼んでいたのが、「シェイクスピアのスコーン」。2種類トッピングを選べて、スコーンを楽しむことができるので、おすすめです。

食事系のメニューもあり、飲食充実しているブックカフェです。

BUNDANのメニューはメニュー本が出版されていてレシピがのっているので、お家でも作ることが可能です。

BUNDANレシピ集

あまりにも食事が美味しかったので、私も購入してしまいました。店頭でも販売されていましたが、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

作家の珈琲

三島由紀夫さんや茨城のりこさん等の著名人の珈琲のエピソードが書かれている本です。現存する珈琲屋さんも多いので、本が好きな人におすすめの一冊です。

③蔵書の持ち主はオーナー草彅洋平さん

約2万冊ある本棚の持ち主はオーナーさんのものになります。読み終えた本をブックカフェに置いています。

本棚から飛び出している本も多数あるので、今後どういう形で収納と配置がされるのか楽しみです。本の種類は漫画から雑誌、文庫本などジャンルは様々でした。

本棚の木口にラベルがあって見つけやすいようになっています。厨房側にはしごがあるので、天井上の本も閲覧可能ですが、基本手の届く範囲の本を読んでいるイメージでした。

モイ

訪れるたびに新しい本が増えていて、新しい発見があるのではないかと思います!

まとめ

日本近代文学が大好きな方にとって贅沢すぎるブックカフェです。料理や飲み物でも作家や作品のことを考えながら味わうのも楽しいひと時になるかと思います。

近代文学館で展示室と合わせてご利用いただくとより充実した時間になり、楽しめるのかなと思います。

当店のコーヒーや商品はオンラインショップで販売しています。よかったらご覧ください。

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