カフェインレス コーヒーの特徴と選び方

みなさんはカフェインレスとは何か、どんな効果があるのか知っていますか？

よく言葉を耳にするけど飲んだことない人やカフェインレスが美味しくないというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では現役のコーヒー屋の店主がカフェインレスコーヒーの特徴と妊娠中や夜の寝る前でも楽しめるカフェインレスコーヒーや本を紹介します。

カフェインレスとは

まず最初にカフェインとは、植物に含まれている「アルカロイド」という苦味成分のこと。

コーヒー豆や茶葉等の植物に多く含まれています。

目が覚めるという特徴は、カフェインの覚醒作用によるものです。

カフェインは脳内の興奮を抑える「アデノシン」という物質の働きをブロックするため、カフェインを摂ると目が覚めます。

カフェインレスという表記の他、「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」とつけられていて全部一緒なのではと思う人も多いかと思いのではないでしょうか。

実は、それぞれにカフェイン含有量の違いがあります。

単に「デカフェ」と呼ぶときにはカフェインレス・コーヒーを指すことが多いです。

実際にはカフェインを含む飲み物（お茶やコーラなど）にもデカフェのものが製造されていてカフェインレスともつけているものも多く見受けられます。

カフェインレスコーヒーは、デメリットもあります。

通常の珈琲より少し値段が高くなる点や需要の問題で、個人店でカフェインレスの提供が少ないのでお店で楽しめる場が少ないです。

カフェインについて詳しく解説しているおすすめ本

「なぜ毎日コーヒーやエナジードリンクが飲みたくなるのか?」カフェイン製品を愛する著者の一冊。

著者は、グアテマラの伝統的なコーヒー農園から中国の合成カフェイン工場まで世界中を駆けめぐった方です。

カフェインの製造法や飲料製品の変遷、薬理効果と副作用による弊害など様々な観点で解説されています。

気になる方はぜひ読んでみてください！

妊婦中のカフェインレスのリスク

一般的に、妊娠中はカフェインを控えなければいけないと言われています。それはなぜでしょうか。

流産や胎児の成長に影響を及ぼし、低体重になるリスクがあるからです。

カフェインは胎児の成長に必要な鉄分の吸収を阻害する可能性があります。そのため妊娠中はコーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを多く含む飲み物は控え目にすることが大切だと考えられています。

カフェインレスコーヒーの場合はカフェインのほとんどを取り除いているため、妊婦さんにも安心して飲んでもらうことができます。

日本では、妊婦さんに対するカフェイン摂取量の上限が明確に定められていません。

しかし、海外では悪影響のない最大摂取量として下記の値が公表されています。

かかりつけのお医者さんや自分の大事な身体と相談して飲むようにしてください。

カフェインレスコーヒーのおすすめ

大手のカフェインレスコーヒーばかりで飽きた方やカフェインレス試してみたい方向け

・コクテール堂

ドリップバージョンもあります！

・睡眠の質を上げる？ブルックスから出ているカフェインレスコーヒー

まとめ

今まではカフェインレスやデカフェは、カフェイン以外の成分も除去されてしまっていたので色も香りも薄くなっていました。

しかし現在販売されているデカフェは、新しい製法によりカフェインを除去しても風味を維持できるようになっているものが増えていてクオリティー高いものが多いように感じられます。

正しい最新情報やコーヒー豆を手に入れて身体に負担ないように楽しみましょう。

当店のコーヒーや商品はオンラインショップで販売しています。よかったらご覧ください。