今回の記事では、コーヒー屋さんの店主が他のコーヒー屋さんでの楽しみ方、またお店に来ていただいたお客様に対してどういうところを見たらより楽しめるかを独自の観点で解説していきます。
みなさんがコーヒー屋さんに行く目的は何でしょうか?
・美味しいコーヒーを飲みたいから
・いつもと違った空間でゆっくり過ごしたい、リセットしたいから
・店員さんに会いたいから
上記の理由以外でも沢山あると思います。
お店を訪れた時に楽しめるポイントを3つを紹介します。
①珈琲の味
純粋に美味しいか好きか嫌いかを楽しむと良いと思います。
酸味や苦味、フルーティーなコーヒーなのか、実際わからない方も多いと思います。お店に飾られている場合も多いですが、言語化したい人はこちらを参考に味を確かめるのも一つの手段です。
2016年にSCAA(米スペシャルティーコーヒー協会)が発表したフレーバーホイーを見ながら考えてみるのも面白いかと思います。コーヒーの香味表現は110種類あり、日本語バージョンもあるので、一度目を通してみてはいかがでしょうか?
お店によってはカッピングやコーヒー教室も開催されているところも多いので、ぜひ参加してみてください。
またお店の店員さんが説明してくださる場合もあるので、説明を聞いて味わうのも良いかなと思います。
私は純粋にそのお店の珈琲が好きか嫌いかの究極2つで判断しても良いかなと正直なところ思います。珈琲は嗜好品ですし、普段お店をやっていて、美味しかったと言われると本当に嬉しいです。
人によって味覚が全然違うので、無理に飲むよりやはり美味しい珈琲を楽しんでいただく方が良いかと思います。
現代ではなんと無料診断で自分に合った豆を診断してもらえるものもあるので、好みの味に出会えると良いですね。
②空間
やはり心地が良い空間、雰囲気を求めてお店を選ぶのかなと思います。
純喫茶のような現代ではあまり体験することがないとおもいますが、アンティークな非日常溢れるお店で煙草を吸いながらコーヒーを嗜むというのも醍醐味だったのかなと思います。
最近の流行りなのか、色んなお店を訪れて共通しているのが、
壁がグレー、床は木かコンクリート、照明は真鍮のペンダントライト。
真鍮×木×グレーのお店が多いように見受けられます。
(個人的に思うだけです)
モダンな雰囲気を演出して、すっきり仕上げているシンプルなお店が増えた感じがしています。
お店により、オーナーさんのこだわりが家具や内装、小物からよくわかるので、ぜひ細部まで観察してみてください。
面白い発見があるかもしれません。
③人
人は人に興味があるのではと思っています。最初のきっかけはもしかしたらお洒落なお店の空間やコーヒーかもしれません。今は美味しいコーヒーとおしゃれなお店が当たり前のように人々が求めている飲食店へのクオリティが高いと感じます。ロゴ一つとってもデザイン性が高く、魅力的なものが多いです。
無口な店員さんやオーナーさん、明るい店員さん、程よい距離感で友達のように接してくれる店員さん、お店と人が共存して素晴らしいお店ができるのではないでしょうか。
ロボットが配膳をしたり、無人化が進む中でもやはり人の心を掴むのは人なのではないかと考えさせれれます。
最後に
店主の独自の観点で分析していきました。
ぜひいろんなお店に足を運んで実際に体験してみてください!