東京喫茶店おすすめ5選 前編

この記事では、東京のおすすめの喫茶店(前編)を紹介します。

歴史や伝統が続いている今もずっと愛され続けている喫茶店について解説していきます。

コロナで老舗の喫茶店が閉店し、少しショックを受けた方も多いかと思います。私もその中の一人です。そんな中、今現在も根強く人気で営業している喫茶店をコーヒー屋の店主が紹介します。

東京で喫茶店に入りたいけど、どこが良いかなと迷っている方やコーヒー屋さんがおすすめするところを知りたい方は必見です!

目次

①表参道・青山

ブランドショップが沢山並ぶ表参道・青山のキラキラエリア。実は名建築をはじめ、名喫茶も多く存在しています。

1  蔦珈琲店

あの京都タワーや日本武道館の設計をしたことで有名な建築家の山田守さんが設計した住居にある珈琲店です。

語弊がないように詳しく説明すると、喫茶店となっている部分は山田守さんが住居として使っている頃はピロティで居住スペースではなく半屋外だった場所になります。

山田守さんの死後、増築してテナントスペースとして貸し出し、喫茶店になったのです。

蔦珈琲店は、骨董通りと青山学院大学の間の通りに位置していて、蔦が絡まる小道の先にある喫茶店です。外観からなんともいえない素敵な雰囲気が感じられます。表札には今も「山田」という文字があります。

1988年創業の歴史ある蔦珈琲店。その特徴として、青山の一等地に広い庭がある喫茶店。この庭は、夏には緑、冬は雪景色になったりと四季を感じるお店です。

モイ

名物はクロックムッシュ

ヤクルトがついているのもほっこりするポイントです!

焙煎も店内で行い、ネルドリップで珈琲を提供されています。珈琲豆はブラジルサントスNo.2の1種類のみというこだわりが強い深煎りが楽しめる珈琲店です。

カップは、品のある大倉陶園のカップで提供されています。とても人気店なので、空いている時間帯に行くのがおすすめかも!

2.アンセーニュ・ダングル原宿店

アンセーニュ・ダングルさんは都内に3店舗あります。原宿・広尾・自由が丘のいずれも良い立地にあります。珈琲豆はコクテール堂様の熟成豆で、ネルドリップで丁寧に抽出してくださいます。

お店は階段を降りた地下にひっそりと隠れ家のような形で構えています。目印は可愛い赤いポットです。

内装は建築デザイナーの松樹新平さんデザインで、天井の梁とタバコで色褪せた壁の色、焦茶のテーブルとカウンターが特徴的です。

アーチの壁も可愛いので、素敵です。

段差があり、座る角度によって色々と違って見えてきます。店舗によって少し違いがあるのも姉妹店の魅力の一つです。

特に珈琲は、オールドビーンズのネルドリップ抽出なので、淹れる人により違いがあります。

店舗によっての違いが楽しめるので、手仕事の良さが感じられます。ぜひお楽しみください。

3.カフェ レ ジュ グルニエ

表参道の駅を降りて、すぐのスパイラルマーケットの近くに位置している老舗喫茶店。

店名はお洒落すぎて覚えられないのも特徴の一つ。

「Les Jeux Grenier」とはフランス語で「屋根裏部屋での遊び」という意味です。

2階の階段を上がったところにあります。カウンター席とテーブル席のエリアがセパレートしているのが特徴です。

モイ

オレ・グラッセが人気です。

お菓子はプリンもおすすめですが、ケーキもどれも美味しいので濃いめにドリップされた珈琲によく合います。

コロナ前くらいから若い層が一気に増えた気がしますが、素敵なお店なので皆さんがハマる理由がよくわかるかもしれないです。

昔からあるので、常連さんは年齢層高めの方が多いように見受けられますが、SNSの普及により、若者が大半を占めているようなどの年代にも愛されるお店です!

②神保町・御茶ノ水

4.さぼうる

神保町の駅から30秒ほどでつく、立地の良いさぼうる。

居心地の良い老舗の南国風の喫茶店です。店内はいつも満席で並びますが、比較的回転率が良いので待つのも苦ではないと思います!

さぼうるは、色んなドラマの撮影場所にも使われていたりと比較的認知度が高いと思います。

さぼうるでのおすすめは、ナポリタン

ボリュームもかなりあるので、食べ応えあります。ドリンクはカラフルなクリームソーダ、いちごジュース、おすすめはいっぱいあり、選べないですが、いちごジュースを推します。

リーズナブルで、とっても美味しいです。いちごジュースはあまりお店で見かけないと思うので、さぼうるさんを訪れる時はぜひお楽しみください。

モイ

さぼうるさんの王道のナポリタンが大好きです。

③銀座エリア

5.十一房珈琲

銀座2丁目にある1978年創業の老舗の珈琲店です。

シックな雰囲気と至高の一杯を楽しめる名店です。銀座の珈琲店といえば、「カフェ・ド・ランブル」さんが有名ですが、こちらも注目です!

開店時のオーナーは、故・及川俊彦氏。及川氏が銀座の名店「カフェ・ド・ランブル」に通い、当時ランブルで焙煎士をされていた山田幸男氏に焙煎を教えてもらい、開店したお店になります。

創業当初は、ベシェ珈琲店という店名でした。今も店頭にある看板に小さく記載されているので、よかったら探してみてください!

バーのような雰囲気で珈琲と向き合うための空間と所作が魅力的です。

熟成豆を使用していて中には数十年寝かせたオールドビーンズを扱い、ネルドリップで提供しています。

焙煎機は手動式のものになり、熟練の技術がないと扱えないものになります。店内はやや静かめなので、一人で行くのがおすすめです。

私はよく琥珀の女王をいただきます。ガトーショコラも美味しいので、ケーキも楽しめるお店です。

土日は混み気味なので、平日訪れると良いかもしれません。銀座の街にぴったりなお店です。

東京の喫茶店

こちらの本とてもおすすめです!写真を眺めているだけでも楽しめるくらい喫茶の魅力が感じられます。

まとめ

東京の喫茶店には、本当に素敵なところが沢山あります。

今回の記事では比較的有名な喫茶店ですが、店主が好きな喫茶店を厳選して紹介しました。まだまだ沢山ある魅力的な喫茶店を今後も発信していきたいと思います。

BASEで当店のコーヒーや商品を販売しています。よかったらご覧くださいませ。

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